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「あ!あったよ!閖!見てこれ!」
本屋に寄っていろいろ買ったあとに、あたし達は図書館で呪いの本について調べていた。
麻耶はひたすら調べていて、声をかけづらかったのだが、いきなりあたしを呼んで見開きに開いた本を広げたのだ。
「え…………なにこれ。"船田勝義"??」
そのページには、ある科学者達の争いにより、呪いが生まれ、ある本を読んだ者達を感染症に感染させた、と書いてあった。
船田勝義は、その呪いの元凶で、当時同僚だった川崎拓哉に論文を盗まれた。その後北極海へ調査へ行き、氷の下敷きになり死亡した。



