女子たちに

修平ともう関わるなと言われたこと。



嫌だと言ったら

相手に殴られたこと。



このことを俺に話したら、もっと酷いことをすると言われたこと。



最後に


いなくなればいいのに


そう、言われたこと。












正直、本当にこんなことがあるのかと思った。


俺らはまだ小3で、

こんな漫画みたいなことが、

本当にあるのかと。




けど、ひなたが泣いていて

身体が傷だらけで。


嘘ではないと断言できる。




俺は激しく後悔した。

なんであのとき、ひなたを行かせてしまったのかと。



「全部…俺の責任…


 ひなた、ほんとに、ごめんな…!!!」





自分の弱さを、痛感して

目の奥の方から、熱いものが込み上げてくる。





それを見たひなたは、

少しだけ驚いた表情をして。


すぐに優しい表情に変えた。



そして、涙を流しながらこう言ったんだ。