「…実は、昨日ね」
修平の家に行っていたこと
急に告白されたこと
返事は俺に惚れてからとか言われたこと
今日の朝、ほっぺたにキスされたこと
そのあとはなにもしてこなかったこと
私のこの数時間の間で起きた、
修平のおかしな行動について全て話した。
聞いている間ずっと
うんとかそれで?とか
相槌をうつかうなずくかのどちらかしかしていなかった千穂だが、
私が話終わると、こう言った。
「なんかそれ、やっとって感じだよね」
その言葉は、私には理解できなくて。
ただただ千穂に
なんで、どういうこと??
と聞くしかなかった。

