絶対零度の鍵



右京、温度師、左京という並びで、真ん中に巻き起こる炎の竜巻。


三人の間に吹雪く風。


到底有り得ない光景を、僕は目の当たりにしていた。



そんな中、僕はぼんやりと、



―右京の翼はもう生えてこないのだろうか。



なんて思っていた。



左京の片翼は綺麗だった。


今まで見たどんな鳥の翼より―


どこまでも白くて、きらきらとしていて。



きっと。



右京の翼はさらにキレイなんじゃないかって、思うんだよな。