そしたらその時、 後ろから新聞紙みたいなものを丸めて、後頭部を叩かれたような衝撃。 …痛くはない。 ゆっくり振り向くと、 パックのイチゴミルクを、ちゅーっとストローで吸いながら立っていた藤田くんがいた。 「……え?」 「世界地図」 「…へっ?」 「…俺の椅子の後ろにあったから」 そう言って、あたしに無理やり押し付けた。 えっ、え。 藤田くん?