リビングにはみんながいた








「きょーねぇ、たくにぃおかえり~♪」








あーちゃんは僕に抱きついてきた








「ただいまぁ~」








あーちゃんの頭を撫でる








「ただいま」








「ねぇねぇ、あの人だぁれ??」








ひーくんを指差して言う








「あ、そっかぁ。あーちゃんはひーくんのこと知らないのか


あのお兄ちゃんは仲村火榎流ってゆうんだよ??」








「ひかるお兄ちゃん??

ひーにぃ!!」








ひーくんの方へ抱きついた








「ひーにぃよろしくね!!

わたし、亜華海!」








「え!?ひーにぃ??

亜華海ちゃん?」








一気に言われてひーくんは戸惑っている








「亜華海、一旦落ち着けよ」








隣にいたはずの拓がいつの間にかひーくんのほうに行っていた