・あとがき・


 表紙を書いてから、本文を書くのに2週間ほどかかってしまいました。

 いつものように、読んで下さった全ての皆様、どうもありがとうございます。本棚に入れてくださった方も、通りすがりの方も等しく感謝します。

 この出会いが素晴らしいものでありますように。

 最近悪い大人がたくさん出てくる話ばかりを書いていたもので、たまには純粋な若者が書きたくなったのです。それで始めましたけど、いやあ、毎日照れの連続で参りました!

 うきゃー。って私がずっと言ってました。恥かしかった・・・色々。

 誰にでもあったこんな心が複雑な時、それを思い出して頂ければ私の企みは成功したことになります。

 10代ってシンプルだけど脆いでしょう?

 あのざわざわした年頃に、人を好きになることで人生に光を見出すのではないか、と常々思ってましたのでそれが書けていたら嬉しい。

 この二人がどうなっていくのかわかりませんが、間違いなく、彼らの現実は幸福なのです。


 寒い日が続きますが、皆様どうぞお体ご自愛くださいね。

 そして毎日を愛しく思って過ごせますように。

 ありがとうございました。


 2014年12月26日 明紫