あなただけを見つめてる。



「じゃあ、さっそく行こっか」


「行くって、どこへ?」


「それは、着いてからのお楽しみ♪」



白い歯を見せ、ニッといたずらに笑う朝陽くん。


やばい、朝からその笑顔にキュン死しそう。


行き先は謎のままだけど、朝陽くんと一緒なら私はどこでもいいや。



私は一度家に戻り、朝陽くんにもらった花束をお母さんに預けると、朝陽くんに着いていくことにした。


てっきり、電車にでも乗って移動するのかと思いきや。



「とうちゃーく!」


「え?ここ?」



辿り着いた場所は、家から徒歩20分くらいにある民家の前だった。