ハイカロリーラヴァーズ



 最低から最高の天国へ。きみが連れて来てくれた。一緒だった。暗闇で手探りをするあたしは、青司の声に導かれてここまで来た。


 きみが泣かないように。笑顔でいられるように。
 いつも、あたしがそばに居ることを、ちゃんと思い出せるように。


 きみの帰る場所が、あたしであるように。

 楽しい時は一緒に笑ってあげる。悲しい時は、一緒に泣いてあげる。
 ボロボロに疲れても、あたしが抱いて眠ってあげる。

 その柔らかな頬を触って、笑顔で言うよ。


「おかえりなさい、青司」


 あたしはいつでも、きみのことを抱き締めよう。
 体いっぱい、心いっぱいで、抱き締めよう。



                      end.