宮崎先生と遺体安置所で対面した。
うっすらと口を開けて、目は閉じていたけど、
ちょっと驚いたような顔だった。
相談の結果、日本で火葬することにした。
土葬が主流のヨーロッパでは、火葬場があまりない。
リーグブルからも人が来たし、
教鞭を取っていた大学からも、
沢山の人が弔問に来た。
日本からマスコミも来て、
俺や苗にマイクを向けようとしたが、
どこの関係で動いているのか、
厳重な警護がついた。
リーグブルで準国葬が行われた。
苗は出席できないほどやつれて、
セレモニーの間は、
家でシュエに付いていてもらった。
すごい人波だった。
老人が拝むように手を合わせ、
先生の乗った車に頭を下げた。
小さな子供はブーケを手に、
母親に言われるがまま、
それを沿道へ投げ入れた。
見たことのある要人たちが沢山いた。
皇室からも。
試験がある俺と苗は、帰国できない。
母ちゃんが帰ることになった。
空港で無言の帰国を見送った。
ふらふらの苗を支えて、
労りの言葉に答えた。
「偉大な人だった」
「僕もそう思います」
「彼の意思を継ぐのは我々だ。試験が待っているね。幸運を祈る」
「ありがとうございます、大統領」
うっすらと口を開けて、目は閉じていたけど、
ちょっと驚いたような顔だった。
相談の結果、日本で火葬することにした。
土葬が主流のヨーロッパでは、火葬場があまりない。
リーグブルからも人が来たし、
教鞭を取っていた大学からも、
沢山の人が弔問に来た。
日本からマスコミも来て、
俺や苗にマイクを向けようとしたが、
どこの関係で動いているのか、
厳重な警護がついた。
リーグブルで準国葬が行われた。
苗は出席できないほどやつれて、
セレモニーの間は、
家でシュエに付いていてもらった。
すごい人波だった。
老人が拝むように手を合わせ、
先生の乗った車に頭を下げた。
小さな子供はブーケを手に、
母親に言われるがまま、
それを沿道へ投げ入れた。
見たことのある要人たちが沢山いた。
皇室からも。
試験がある俺と苗は、帰国できない。
母ちゃんが帰ることになった。
空港で無言の帰国を見送った。
ふらふらの苗を支えて、
労りの言葉に答えた。
「偉大な人だった」
「僕もそう思います」
「彼の意思を継ぐのは我々だ。試験が待っているね。幸運を祈る」
「ありがとうございます、大統領」


