『さーて、朋子、
貴様も、そろそろ、
いじめの傷から
立ち直らないとな。
貴様がそうなったのは
貴様のせいではないけどな、
いじめられる方は決して悪くないがな、
貴様はどうしたいんだ?
友達と仲良くしたいんだろ?
人を信じる強さ、欲しいんだろ?
心から笑ってみたいんだろ?
本当は友達が欲しい、友達と笑い合いたいだけなんだろう。
また、心から笑えるようになれよ。
俺は貴様に、味方してるからよ、
貴様は、優しいまっすぐなやつだし、
貴様はいくらでも勇敢になれるさ。』
悪魔が水晶玉に向かって聞いた。
『まあ確かに、
毎日うじうじしたり
毎日メソメソしたりするのが
いい事ではないが、
暗くなることがいいわけではないが、
元気に振る舞うのも大切だが、
それは当たり前だろうが、
それほどの事情があって、元気に振る舞いたくても振る舞えなくなったやつもいるだろうし、
うじうじめそめそ
しても
仕方ない時はあるだろうな。
うじうじめそめそ
するやつって苦手、
て意見も
まったくわからないでは
ないが、
どうか、
そういうやつがまわりにいたら、
そいつの悲しみ、苦しみというか、
なんつーか、
事情だけはわかってやって欲しいぜ。
もし、付き合いづらいやつなら
無理に深く付き合わなくていいがな。
一人でも多くのやつに
朋子みたいなやつの気持ち、
わかってやって欲しいぜ。』
悪魔は今度は、少し悲しげな顔をし、
朋子の町の教育委員や
文部省へ送るための、
朋子のいじめ被害体験手記を、
朋子の名前や学校は出さない上で、
綺麗な字で書き、
切手を貼ると、
瞬間移動で朋子の町のポストの前に移動し、その被害体験手記を投函する。
それから悪魔は、最近リリースされたライトノベルを何冊か、瞬間移動で、芽衣の自室の机に送る。そのライトノベルには、芽衣の生物一嫌いで怖いあの虫の名前も絵柄も出ないし、それにキャラクターもストーリーもそれなりに魅力だ。
悪魔は芽衣のアラクノフォビアのこともたまたま知り、心底気の毒に思っていた。
『芽衣、成人なったら、編集者か漫画家や作家にでもなればいいぜ、んで、安心して読める魅力的な作品をどんどんリリースすればいいぜ、まさに、芽衣に課された使命だぜ!
さーて、このあとこの町の、
執事メイドレストラン(イケメンな執事、美女メイドが、給仕をする今大人気のレストランで、シェフも、モデル並みのイケメン)でも、行こっかな!
前から行ってみたかったんだよなー。
俺並みのイケメンぞろいなんだろな!』
と、悪魔。
貴様も、そろそろ、
いじめの傷から
立ち直らないとな。
貴様がそうなったのは
貴様のせいではないけどな、
いじめられる方は決して悪くないがな、
貴様はどうしたいんだ?
友達と仲良くしたいんだろ?
人を信じる強さ、欲しいんだろ?
心から笑ってみたいんだろ?
本当は友達が欲しい、友達と笑い合いたいだけなんだろう。
また、心から笑えるようになれよ。
俺は貴様に、味方してるからよ、
貴様は、優しいまっすぐなやつだし、
貴様はいくらでも勇敢になれるさ。』
悪魔が水晶玉に向かって聞いた。
『まあ確かに、
毎日うじうじしたり
毎日メソメソしたりするのが
いい事ではないが、
暗くなることがいいわけではないが、
元気に振る舞うのも大切だが、
それは当たり前だろうが、
それほどの事情があって、元気に振る舞いたくても振る舞えなくなったやつもいるだろうし、
うじうじめそめそ
しても
仕方ない時はあるだろうな。
うじうじめそめそ
するやつって苦手、
て意見も
まったくわからないでは
ないが、
どうか、
そういうやつがまわりにいたら、
そいつの悲しみ、苦しみというか、
なんつーか、
事情だけはわかってやって欲しいぜ。
もし、付き合いづらいやつなら
無理に深く付き合わなくていいがな。
一人でも多くのやつに
朋子みたいなやつの気持ち、
わかってやって欲しいぜ。』
悪魔は今度は、少し悲しげな顔をし、
朋子の町の教育委員や
文部省へ送るための、
朋子のいじめ被害体験手記を、
朋子の名前や学校は出さない上で、
綺麗な字で書き、
切手を貼ると、
瞬間移動で朋子の町のポストの前に移動し、その被害体験手記を投函する。
それから悪魔は、最近リリースされたライトノベルを何冊か、瞬間移動で、芽衣の自室の机に送る。そのライトノベルには、芽衣の生物一嫌いで怖いあの虫の名前も絵柄も出ないし、それにキャラクターもストーリーもそれなりに魅力だ。
悪魔は芽衣のアラクノフォビアのこともたまたま知り、心底気の毒に思っていた。
『芽衣、成人なったら、編集者か漫画家や作家にでもなればいいぜ、んで、安心して読める魅力的な作品をどんどんリリースすればいいぜ、まさに、芽衣に課された使命だぜ!
さーて、このあとこの町の、
執事メイドレストラン(イケメンな執事、美女メイドが、給仕をする今大人気のレストランで、シェフも、モデル並みのイケメン)でも、行こっかな!
前から行ってみたかったんだよなー。
俺並みのイケメンぞろいなんだろな!』
と、悪魔。

