おまけに、藤垣祐樹は、眠りに入ってから
日付が変わったあと、
布団の中で、
蜘蛛型鋼の虫が、
蜘蛛型鋼の一種類ごとに最低でも
1944195619681980199220162028204020522064207620882100の19441956196819801992乗匹は
はいまわってるようなモゾモゾした感覚に襲われた。
あわてて
布団から起きると、
布団の中にも枕にも床の上にも
自分の身体中にも耳の中や
壁や天井にも、蜘蛛型鋼の虫が
たくさんモゾモゾはいまわってて
絶叫した。
が,次の瞬間もう一度布団や、部屋中をみまわすと
あんだけたくさんいた蜘蛛型鋼の虫は一匹もいなかった。
藤垣祐樹は安心して再び布団に入り眠ろうとすると
また蜘蛛型鋼の虫が這い回るモゾモゾする感覚におそわれる。
眠ろうとすると蜘蛛型鋼の虫がまたたくさんモゾモゾと
出てきそうで怖すぎた。
もっとも藤垣祐樹にいじわるされたときの朋子のほうが比較にならないほど傷ついていて、
また次の日もいじめにあわないか???
悲しんで眠れぬときもあった。
、
そして朝。
たった一晩でげっそりとやつれた藤垣祐樹のパジャマの背中の部分に、
黒いシミができていた。
まるでたくさんの虫のしみ
のような。
そして藤垣祐樹が朝食たべようとすると
おかずや白米から、
蜘蛛型鋼の虫が
199219801968195620282016匹は出てくるのがみえて
一口も食べられなかった。
牛乳からもどでかいタランチュラが1968匹出てきた!
おかげで午前中の授業は
まったく身に入らない。
給食の時も給食から、蜘蛛型鋼の虫がいっぱい
でてきて、一口も食べられなかった。
「蜘蛛だ、俺の給食にだけ蜘蛛が
1992匹いる!
タランチュラも1968匹でてきたぞ?!
めちゃくちゃきもくてしかたねえ
ヒヨケムシ
サソリモドキ
ウデムシまで、2016匹ずつはいる!
それだけじゃなく、
ダニやサソリや
あのきもいざとうむしも1908ひきはいる!」
と藤垣祐樹が青ざめ半泣きなり
ガタッとたちあがる。
なんと彼の机と机の周りにも
蜘蛛やタランチュラがいっぱいいる!
そして藤垣祐樹は、
給食当番のうちの、福岡じゅん(女子)
と福岡ゆう子のむなぐらを順に
かなり荒々しくつかみ
荒々しくさけぶ。
昨日眠れなかったことと今朝一口もご飯食べられなかったことに対しての八つ当たりも
半分は含まれてる。
「これどういうことだよ
俺の給食に蜘蛛型鋼の虫が大量にいるんだぜ?!
蜘蛛が1992匹はいるぞ?!
タランチュラが牛乳から1968匹でてきたぞ?!
あのキモい三大奇虫も2016匹ずつ最低でもいるぞ!」
「なんのことよお?
あたしはなんも、しらないわよお!」
「あたしたちがそんなのしらないわ
てかそんなキモい虫いないわ!」
しかし
次の瞬間
蜘蛛は1匹もいなくなってた。
福岡じゅんと福岡ゆう子をはじめ、
クラスメートらは
なんだ,いないじゃん
頭くるなあ!
こいつおかしくなったよ!
こいつおかしくなったよな!
なんだ人騒がせな、
あほらしい、
なんだよこいつあたまくるなあ
と、冷ややかなしらけた視線を彼に向けるだけ。
まるで藤垣祐樹がおかしい人間で
異常な人間であるかのように、
一般の世間から隔離されてないとならない
おかしい人間のように、
みんな、
冷たい目で彼を見る。
藤垣祐樹は、自分1人だけがクラスやその場のみんなから
変な目で見られ
まるで異常なおかしくなった人間のように
冷ややかな冷たい視線を向けられる違和感
怖い虫や怖いものに襲われる思い
を初めて痛感した。
朋子ももしやおれに、意地悪された時、
同じだったのかな?
そして藤垣祐樹が放課後、児童用玄関のそとで転ぶと、
藤垣祐樹の口や鼻穴や耳やへそから
全種類の蜘蛛型鋼の虫が
1944195619681980199220162028204020522064207620882100の
19561968199220162028乗匹は、
どばあっと勢いよくめちゃくちゃ不気味なはやさで
はいでてきて、藤垣祐樹を
1992秒、いや2028秒は取り囲む。
みんなにかなり不気味がられた。
そのとき藤垣祐樹の心の中に静かな声が聞こえた。
虫の気持ちは虫以外にはわからないよね、
おなじことで
モラハラや意地悪されるひとの思いやきずは
そのモラハラや意地悪してるひとにはわからないよね
と。
藤垣祐樹は自分にいじめモラハラ差別された
朋子の悲しみ傷をようやく理解した。
日付が変わったあと、
布団の中で、
蜘蛛型鋼の虫が、
蜘蛛型鋼の一種類ごとに最低でも
1944195619681980199220162028204020522064207620882100の19441956196819801992乗匹は
はいまわってるようなモゾモゾした感覚に襲われた。
あわてて
布団から起きると、
布団の中にも枕にも床の上にも
自分の身体中にも耳の中や
壁や天井にも、蜘蛛型鋼の虫が
たくさんモゾモゾはいまわってて
絶叫した。
が,次の瞬間もう一度布団や、部屋中をみまわすと
あんだけたくさんいた蜘蛛型鋼の虫は一匹もいなかった。
藤垣祐樹は安心して再び布団に入り眠ろうとすると
また蜘蛛型鋼の虫が這い回るモゾモゾする感覚におそわれる。
眠ろうとすると蜘蛛型鋼の虫がまたたくさんモゾモゾと
出てきそうで怖すぎた。
もっとも藤垣祐樹にいじわるされたときの朋子のほうが比較にならないほど傷ついていて、
また次の日もいじめにあわないか???
悲しんで眠れぬときもあった。
、
そして朝。
たった一晩でげっそりとやつれた藤垣祐樹のパジャマの背中の部分に、
黒いシミができていた。
まるでたくさんの虫のしみ
のような。
そして藤垣祐樹が朝食たべようとすると
おかずや白米から、
蜘蛛型鋼の虫が
199219801968195620282016匹は出てくるのがみえて
一口も食べられなかった。
牛乳からもどでかいタランチュラが1968匹出てきた!
おかげで午前中の授業は
まったく身に入らない。
給食の時も給食から、蜘蛛型鋼の虫がいっぱい
でてきて、一口も食べられなかった。
「蜘蛛だ、俺の給食にだけ蜘蛛が
1992匹いる!
タランチュラも1968匹でてきたぞ?!
めちゃくちゃきもくてしかたねえ
ヒヨケムシ
サソリモドキ
ウデムシまで、2016匹ずつはいる!
それだけじゃなく、
ダニやサソリや
あのきもいざとうむしも1908ひきはいる!」
と藤垣祐樹が青ざめ半泣きなり
ガタッとたちあがる。
なんと彼の机と机の周りにも
蜘蛛やタランチュラがいっぱいいる!
そして藤垣祐樹は、
給食当番のうちの、福岡じゅん(女子)
と福岡ゆう子のむなぐらを順に
かなり荒々しくつかみ
荒々しくさけぶ。
昨日眠れなかったことと今朝一口もご飯食べられなかったことに対しての八つ当たりも
半分は含まれてる。
「これどういうことだよ
俺の給食に蜘蛛型鋼の虫が大量にいるんだぜ?!
蜘蛛が1992匹はいるぞ?!
タランチュラが牛乳から1968匹でてきたぞ?!
あのキモい三大奇虫も2016匹ずつ最低でもいるぞ!」
「なんのことよお?
あたしはなんも、しらないわよお!」
「あたしたちがそんなのしらないわ
てかそんなキモい虫いないわ!」
しかし
次の瞬間
蜘蛛は1匹もいなくなってた。
福岡じゅんと福岡ゆう子をはじめ、
クラスメートらは
なんだ,いないじゃん
頭くるなあ!
こいつおかしくなったよ!
こいつおかしくなったよな!
なんだ人騒がせな、
あほらしい、
なんだよこいつあたまくるなあ
と、冷ややかなしらけた視線を彼に向けるだけ。
まるで藤垣祐樹がおかしい人間で
異常な人間であるかのように、
一般の世間から隔離されてないとならない
おかしい人間のように、
みんな、
冷たい目で彼を見る。
藤垣祐樹は、自分1人だけがクラスやその場のみんなから
変な目で見られ
まるで異常なおかしくなった人間のように
冷ややかな冷たい視線を向けられる違和感
怖い虫や怖いものに襲われる思い
を初めて痛感した。
朋子ももしやおれに、意地悪された時、
同じだったのかな?
そして藤垣祐樹が放課後、児童用玄関のそとで転ぶと、
藤垣祐樹の口や鼻穴や耳やへそから
全種類の蜘蛛型鋼の虫が
1944195619681980199220162028204020522064207620882100の
19561968199220162028乗匹は、
どばあっと勢いよくめちゃくちゃ不気味なはやさで
はいでてきて、藤垣祐樹を
1992秒、いや2028秒は取り囲む。
みんなにかなり不気味がられた。
そのとき藤垣祐樹の心の中に静かな声が聞こえた。
虫の気持ちは虫以外にはわからないよね、
おなじことで
モラハラや意地悪されるひとの思いやきずは
そのモラハラや意地悪してるひとにはわからないよね
と。
藤垣祐樹は自分にいじめモラハラ差別された
朋子の悲しみ傷をようやく理解した。

