ミステリー

そう、安藤は、去年の春、
当時一年生の、森口洋子(ひろこ。タイフーンの三ノ宮くんと松木くんと同じく6月18日生まれでA型。)
仲間数人と共に待ち伏せ
殴りつけ、洋子の、1年生用の黄色い帽子もドブに捨てたり
洋子の青のスカートと、両親に買ってもらった
桃色のカーディガンにも
どろんこつけたりしていじめたのだ。
こいつどろんこ女だよきたねー、えんがちょ、ばり、
あーこいつきたねえから
こいつきたないんだよ、
ばいきんうつる、ばり!、
とか散々洋子をばかにしていじめた。
洋子はその日の夜も悲しく、意地悪する人に勝てなかった後悔や情けなさや自分への後悔や自責で、悲しく後悔が深く、ベッドで、81分から93分泣いた。


洋子はあまりに悲しすぎて、
泣いて家に帰るとちゅう、
近所に住んでる父方の祖母・桜庭みお(当時64歳)と、
桜庭みおの従姉の孫で
桜庭みおの近所に住んでる
綾羅木由香里(B型。当時4歳で、
藤咲菜々子とおなじ10月13日生まれ。)と
綾羅木由香里の幼稚園での友達とが
(ひまわり型またはバラ型のなふだに、
あや、ゆう、あい、なみ
せつこ、マリナ、
あきさ、くみこ、みすず、みほ、マナ、
ちあき、かおり、と。)が
楽しく喋りながら歩いてくるとこ
にでくわした。


洋子は、
安藤たちに意地悪されたと
その意地悪な人に負けて哀しい、無念、と
泣いてはなす。

すると桜庭みおは憤慨し
そのいぐねえいじわるなわらし
怒ってくる!と、
我が事のように、ひどく腹立てて憤慨する。
綾羅木由香里と幼稚園の友達も
怒り出した。



朋子が彼にいじめられるようになる前
朋子以外にも彼のいじめの被害者がいたのだ。
その翌日洋子の両親が書いた連絡帳をみて、
洋子の当時の担任の鎌田郁子先生が、
安藤らにきつくしかった。
「洋子さん1人が複数からいじめられて誰も救ってあげなかったら、
洋子さんのこと、誰も救ってあげなかったら
ひろこさんどうなりますか?!!
あと、男の子より女の子の方弱いんだよ!
それを、わかってほしいわ」
と。
いまは洋子はクラスの友達と楽しく過ごしている。