ミステリー

気がつくと琴江は裁判所のなかに!

しかも被告人席にいた!


「なぜ呼ばれたかわかるかな??」
裁判長に聞かれた。

琴江は首を振る。

「気づいているなら幸いだけど
よくしてくれてかなり世話してくれてるお友達を一方的に利用している,そんな状況を
改善するために努めてほしいのだ

言わないだけでその友人にはストレスが溜まってる、親しい仲だから尚更礼節が必要だ」

琴江はとぼけ
「あんたらの言っていることはわかんない。
私はだれさもめいわくかけてないっちゃ!」
といいはる。

「お主に一方的にご馳走してくれたり泊めてくれて
シャンプーやリンスやバスタオルやボディソープまで貸してくれたそのご学友に申し訳なく思わんか??
一方的に頼ったりごちそうしてもらったり
一方的に頼みやお願いばかりするのは
相手にだけ負担をさせてはならないよ
友人ならなおさら。」
裁判官らは優しく言う。
まるで1歳児にいうかのように!

「別に恐喝したり無理にカツアゲしてないから
あたしは悪くないはずだ
トモコだって不満なら口で言うべきだ」


確かに口で言うに越したことはないが
言いづらい雰囲気の時もあることは確か。


「じゃそのご学友に対して申し訳なく思わないかな?」


「そのまえにうちわるくない。
口で言わないなんて卑怯者だっちゃ!!
不満があればくちでいうべきだっちゃ!」
琴江はキレている。


「ふむ,本当にそう思っているのか残念。」

「ならばおんなじ体験してもらい
様子を見てみようか」と裁判長。


次の瞬間琴江は、学校の休憩室にいた!

あれ、いつのまにうち、学校の休憩室にいるっちゃ!

すると琴江を呼ぶ声が3人分。
クラスメイトの
田谷亜希子と竹内亜紗美と藤垣恵理だ。
こちらの3人は
東北のA県某所の、名門私立有浦学園の
幼稚舎からの親友だ!!
幼稚舎から高等部までは有浦学園に在籍し、高等部卒業の後、この専門学校に3人とも入学したのだ。