「……っ……なに……を……」 目の前で寸止めした足を見つめたまま、 男は腰を抜かした。 「これ以上やられたい、って言うなら文句言わねーぜ?」 「「っ……」」 「佐野、立てるか?」 「ん……」 佐野は俺の腕に掴まって立ち上がった。 不良たちは俺の迫力にビビったのか、 舌打ちをして逆方向へ歩いていった。