「おいっ……」 犯人の苛立ちが伝わってくる。 た……立たなきゃ…… なんとか椅子から離れようと手だけで体を動かすが、 すぐに地面に座り込んでしまった。 「佐野!」 萩野が私の側に来ようとするも、 テロリストが萩野に銃口を向けた。