The power

「あー…はは。そうなんだぁ」


ジトーッとメーちゃんが睨んできた。小6からの付き合いとはいえ…怖い。


「信じてないよね」

「…ハイスミマセン」

カタコトって怪しいな私。

「本当だからね」


どうやら本当らしい。

「最有力候補は誰なの?」

「それが分からないの。トップシークレットだからね。ただ…」

チャイムが鳴り、結局続きを聞きそびれてしまった。