「真射ぃ…クラス違う」

クラス表を見ると、真射は1組、私は4組だった。

「何よーこれまでも違ってたのに今更ー。」

「真射、ちょっとは悲しんでくれないかな」


「え、だって慣れたし。」

「まぁねー」

塾で真射を充電できるし。

「遊びに行くよ海歌」

「えー来るの?」

「行くわよ!なんか切ないんだけど!」

「冗談だよー!」


ぎゃいぎゃいしてたら真射の教室まであっという間だった。

「じゃっ、放課後ー」

なんか寂しいけど…頑張ろう。


意を決して4組に入る。