The power

「真射ー!おっはよ!」


「海歌。おはよ」


朝の通学路。引き締まった空気が気持ちいい。


「真射ー、今日は一緒に帰れる?」


「今日もダメ…」


「あ、委員会?大変だねぇ。委員会って何するの?」

素朴な疑問なはずなのに、真射はちょっと目を見開いてから、また笑顔になった。


でもその笑顔は何か違う。
そして、

「本当に…何も…」


そう言った。