百『桜、あなたはあそこの側溝から逃げなさい?私が囮になるから。その間に逃げて?』


桜には、生きていてほしい。


桜『なんで!あんな酷いことしたのになんで私を助けるの!?』



何でだろうね。


百『気まぐれ?かな。
  最近、華聯に助けてもらったでしょ?』


桜『うん。』


やっぱね…


百『華聯も私も聨嘉も誰にも傷ついて欲しくないって思ってるから。華聯も私もあなたのこと放っておけない。』


桜『お人好しだね…。みんな。』


百『いいから。早く行きな?
  じゃあね…桜。』


がしゃ!


百『早くいって!』


桜『うん…。無事を祈ってる。』


そう言って、桜は出て行った。


無事で帰れるかは、