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そして、翌日。
あたしは気分がすぐれないまま制服に着替え、家を出た。
さすがに今日先生に会うのは気まずくて、仮病を使って休んでしまおうかと思った。
でも、昨日告白すると伝えておいたかんなに余計な心配をかけたくなくて、あたしは重たい足を引きずるようにして歩いていた。
「詩、おはよ!」
そうしているといつも通りかんなが後ろから明るく声をかけてくる。
ボーっとしていたあたしは飛び上がりそうなほど驚いて、かんなを見る。
「どうしたの、その顔」
かんながあたしの顔を指さしてそう言う。
「あぁ……あんまり眠れなくて」
昨日の出来事を思い出すと、なかなか眠りにつくことができなかったのだ。
「詩……大丈夫?」
かんなが途端に真剣な表情に変わる。
そして、翌日。
あたしは気分がすぐれないまま制服に着替え、家を出た。
さすがに今日先生に会うのは気まずくて、仮病を使って休んでしまおうかと思った。
でも、昨日告白すると伝えておいたかんなに余計な心配をかけたくなくて、あたしは重たい足を引きずるようにして歩いていた。
「詩、おはよ!」
そうしているといつも通りかんなが後ろから明るく声をかけてくる。
ボーっとしていたあたしは飛び上がりそうなほど驚いて、かんなを見る。
「どうしたの、その顔」
かんながあたしの顔を指さしてそう言う。
「あぁ……あんまり眠れなくて」
昨日の出来事を思い出すと、なかなか眠りにつくことができなかったのだ。
「詩……大丈夫?」
かんなが途端に真剣な表情に変わる。



