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告白すると決意した朝は、先生が教室に入って来た瞬間から意識してしまって、目を合わせることができなかった。
先生はいつも通り笑顔を浮かべて「野上、おはよ」と言ってくれる。
だけど今日のあたしは必要以上に緊張してしまい、
「お、おはよっ」
と、声が裏返ってしまった。
は、恥ずかしい……!!
と思ってうつむくあたしには気が付かず、先生は教卓の前に立ってみんなに挨拶をした。
これから告白しようとしているのに、こんなことじゃダメだ。
あたしは気合いを入れるために、自分の頬を軽くたたいた。
「ってことで、朝のホームルームは終了」
時間キッチリで先生のホームルームが終わる。
1時間目は移動教室で、先生がすぐに教室を出るのを見てあたしは「ふぅ」と、息をはきだした。
「詩、大丈夫?」
すごく緊張しているのがわかったのだろう、カンナが教科書と筆箱を抱えた状態でそう聞いて来た。
告白すると決意した朝は、先生が教室に入って来た瞬間から意識してしまって、目を合わせることができなかった。
先生はいつも通り笑顔を浮かべて「野上、おはよ」と言ってくれる。
だけど今日のあたしは必要以上に緊張してしまい、
「お、おはよっ」
と、声が裏返ってしまった。
は、恥ずかしい……!!
と思ってうつむくあたしには気が付かず、先生は教卓の前に立ってみんなに挨拶をした。
これから告白しようとしているのに、こんなことじゃダメだ。
あたしは気合いを入れるために、自分の頬を軽くたたいた。
「ってことで、朝のホームルームは終了」
時間キッチリで先生のホームルームが終わる。
1時間目は移動教室で、先生がすぐに教室を出るのを見てあたしは「ふぅ」と、息をはきだした。
「詩、大丈夫?」
すごく緊張しているのがわかったのだろう、カンナが教科書と筆箱を抱えた状態でそう聞いて来た。



