イケメン先生は危険男子でした!?

きっと、みんなにバラしても信じてもらえないようなことだと思う。


でも……。


安田君と杉田君の怯えた声を思い出すと、それは事実なんじゃないかと思えた。


グルグルと考えて歩いていると、いつの間にか目の前に家が見えていた。


白色の壁に黒色の屋根。


二階建てで小さな庭付きの一軒家があたしの家だ。