イケメン先生は危険男子でした!?

「安岡君と杉田君は悪くないよ? あたしが、先生とはもう別れたから大丈夫だって言ったの」


そう言うと、先生は少し目を見開いてあたしを見た。


「別れた……?」


「え……だって、そうでしょ? カンナに先生の秘密をバラしちゃったし……」


「俺、別れるなんて言ってないけど」


「へ!?」


今度はあたしが目を丸くして先生を見つめる。


あたしたち、まだ別れていなかったの?


「で、でもあたし、先生との約束破ったんだよ?」


「あぁ、正直それには驚いたよ。詩と小松は仲がいいから、とっくの前にバラしていると思っていたからな」


「え? どういう事?」


「動画の件も、嘘だってことは知っていた。最初からな」


「へ!?」


先生は最初から全部わかっていたってこと?


あたしの頭はどんどん混乱していく。


動画がないということは、あたしの脅しに効果がないということだ。