イケメン先生は危険男子でした!?

これなら、もうあたしがここにいる必要はない。


あたしは朝食用に手早くおかゆを作り、《食べてください》という内容の置手紙を書いた。


先生が起きる前に帰らなきゃ。


先生が起きて引き止められたら、帰りたくなくなってしまう。


あたしはそう思い、眠っている先生の頬に軽くキスをして部屋を出たのだった。