イケメン先生は危険男子でした!?

電話やメールよりも気持ちが伝わるような気がして……。


手紙ならポストに入れてしまえばいいのだけれど、直接自分で渡したい気持ちが強かった。


謝りたい。


だけど好き。


離れたくない。


だけど先生を気づ付けたくない。


そんな、素直すぎるわがままな気持ちを全部全部、この手紙にぶつけたんだ。


これを読んで先生はなんて思うだろう?


子供だと、呆れてため息をつかれるだろうか?


こんなことになってしまったから、読んでくれない可能性だってある。


あたしはポケットの中の手紙にそっと触れた。


これを書いている間、あたしはずっと先生の事を考えていた。