☆☆☆
倉庫の裏手に止めてあった車は昼間の車とは違い、赤い色のスポーツカーだった。
車高が低く、改造してあるのが見てわかった。
「すごい……」
その車に乗り込み、思わずそう呟く。
車内にはいろんなステッカーが貼ってあり、【黒龍】と黒文字で書かれたステッカーもあった。
チームステッカーだ。
「これ、すごくカッコいい!!」
「だろ? 俺がデザインしたんだ」
「悠真が? すごぉい! こんなこともできるんだぁ」
次々と先生の新しい顔を見られて、あたしは一気に気分が高まっていくのを感じる。
「そのステッカーなら余ってる。いるか?」
「ほしい!」
即答すると、先生は笑いながらダッシュボードを開けた。
その中は綺麗に整頓されていて、中からステッカーを一枚取り出してくれた。
「黒い文字で書かれたステッカーは総長の俺しか持っていないんだ」
「え、そうなの?」
あたしは黒文字で書かれているステッカーを受け取りながら、目を丸くする。
「あぁ。総長は黒文字。副総長は赤。幹部クラスは青。他の連中は黄色だ」
「へぇ、色で分けているんだ」
「そういうこと」
倉庫の裏手に止めてあった車は昼間の車とは違い、赤い色のスポーツカーだった。
車高が低く、改造してあるのが見てわかった。
「すごい……」
その車に乗り込み、思わずそう呟く。
車内にはいろんなステッカーが貼ってあり、【黒龍】と黒文字で書かれたステッカーもあった。
チームステッカーだ。
「これ、すごくカッコいい!!」
「だろ? 俺がデザインしたんだ」
「悠真が? すごぉい! こんなこともできるんだぁ」
次々と先生の新しい顔を見られて、あたしは一気に気分が高まっていくのを感じる。
「そのステッカーなら余ってる。いるか?」
「ほしい!」
即答すると、先生は笑いながらダッシュボードを開けた。
その中は綺麗に整頓されていて、中からステッカーを一枚取り出してくれた。
「黒い文字で書かれたステッカーは総長の俺しか持っていないんだ」
「え、そうなの?」
あたしは黒文字で書かれているステッカーを受け取りながら、目を丸くする。
「あぁ。総長は黒文字。副総長は赤。幹部クラスは青。他の連中は黄色だ」
「へぇ、色で分けているんだ」
「そういうこと」



