こんな時間から1人で外出したことなんて、今まで1度もないんだけど……。
それに、真っ暗な中でかけるなんて両親に止められるに決まってる。
あたしは「無理」と、口パクで返事をして、両手で×マークを作った。
すると安岡君と杉田君は目を見合わせ、何かを話しはじめてしまった。
一体、こんな時間にあたしに何の用事なんだろう?
まさか、今日あたしが先生とドライブに行ったことを知って、いい加減に白って釘を刺しに来たのかな?
だとしたら、もうこのまま寝ちゃうほうがいいよね?
あたしはそう判断し、窓に手をかけた。
と、その時だった。
2人の話が終わったのか、同時にこちらを見上げてきたのだ。
うわ、タイミング悪いなぁ……。
こっそり部屋に引っ込もうとしていたのに、そのタイミングを失う事になってしまった。
仕方なく、あたしはまた2人を見下ろす。
「来いよ! 今日は集会なんだ!」
どうやって断ろうかと考えていた時に、杉田君がそんな事を言い出したのだ。
しかも、大きな声で。
その声の大きさにあたしは思わず身を引っ込めてしまった。
やばい。
今ので両親にバレたかも。
そんな不安がよぎる。
しかし、しばらく待っても階段を上がってくるような足音は聞こえてこなくて、あたしはホッと胸をなで下ろした。
それに、真っ暗な中でかけるなんて両親に止められるに決まってる。
あたしは「無理」と、口パクで返事をして、両手で×マークを作った。
すると安岡君と杉田君は目を見合わせ、何かを話しはじめてしまった。
一体、こんな時間にあたしに何の用事なんだろう?
まさか、今日あたしが先生とドライブに行ったことを知って、いい加減に白って釘を刺しに来たのかな?
だとしたら、もうこのまま寝ちゃうほうがいいよね?
あたしはそう判断し、窓に手をかけた。
と、その時だった。
2人の話が終わったのか、同時にこちらを見上げてきたのだ。
うわ、タイミング悪いなぁ……。
こっそり部屋に引っ込もうとしていたのに、そのタイミングを失う事になってしまった。
仕方なく、あたしはまた2人を見下ろす。
「来いよ! 今日は集会なんだ!」
どうやって断ろうかと考えていた時に、杉田君がそんな事を言い出したのだ。
しかも、大きな声で。
その声の大きさにあたしは思わず身を引っ込めてしまった。
やばい。
今ので両親にバレたかも。
そんな不安がよぎる。
しかし、しばらく待っても階段を上がってくるような足音は聞こえてこなくて、あたしはホッと胸をなで下ろした。



