はぁ………
ため息交じりベットに座る
窓の外を見るといつも集合していた場所が見える
そう言えば美咲との小さい頃の思い出って
あんまり覚えてないな
最初は奈々と大河と俊介と私が仲良くて
その後に引っ越してきた美咲と5人でいるようになったんだっけ…
そんな事を考えてボーっとしてると
見覚えのある姿が通る
美咲らしき人………
その人はどこかに向かって歩いていった
美咲な訳………ないよね…………
死んだんだから…………
美咲の事を考え過ぎて頭おかしく
なってるのかも…
「実空お風呂入っちゃいなさい」
お母さんが仕事から帰ってきたようだ
時計を見ると7時33分を指していた
今のは無かった事にしてお風呂に入っちゃおう


