「美咲………どこ行くつもりなんだろう」 行くと言うより私達をどこかへ連れていこうとしてると思う そう思ったが今それを言うと心が恐怖に包まれそうだったので言わなかった 追いかけていくと美咲はある場所の前で止まった 「あそこって………… 生物地学室だ…………」 そう言った誰かの言葉は私達の期待を破った 美咲はこちらに体を向きなおすと 「こっちこっち」と言うように手招きして 生物地学室に入っていった