「………………………………………………… ねぇ、あれって美咲………じゃない…………?」 奈々は廊下を指差す ボロボロの服に下ろされた髪の毛………… 間違いなく美咲だ………… 美咲はこちらを見るとニコッとして いや、ニヤッと不気味な笑をして私達とは 反対方向へ進み始めた 「おい!美咲っ!どこ行くんだよ!!」 大河が叫ぶが美咲は何も聞こえてないかのように歩き続ける 「追いかけよう」