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「やっぱり美咲全然来ないね」



10分ほど待っていても美咲が
来る様子は無い





流石におかしい……




もし、学校に来れないのなら私達に
報告してくれると思うし……






「何かあったのかな…………」




「先に学校行っちゃたとか?」




「うーん……美咲がそんな事………」



私達の表情はどんどん曇っていく







聞きなれた木々が揺れる音も

小鳥のさえずりや心地よかった音全てが

今は雑音にしか聞こえない











「とりあえず……………美咲の家行くべ」





美咲の家は私達がいる場所から
3分くらい歩けばつく






「そうだね」