その後、いつもどおり皆で
各自の家へ帰った











こっくりさんは終わった


誰もがそう思っていただろう


いや、正確には私達が『勝手に』
終わらせた




それも、最悪な方向に終わらせてしまった





『勝手に』終わらせる


これがあの人を呼び出してしまうなんて

思いもしなかった




あの子の笑顔の裏にあんな真実が隠されて
いたなんて思ってもいなかった





私達がterrorゲーム開始のベルを
鳴らしてしまっていたなんて……………