雅也side

みんなの前では俺が行くなんて
強がったけど実際はすげぇ怖い。

だって、すごい暗いし、
なんたって呪舎だぞ?
びびりな俺には過酷な試練だ。

でも、いつも大輝が目立って
女子の心を引きつけていくから
俺だって目立ちたいんだ。

そして、男らしいとこ
みせてあいつに好きって伝えたい。

雅「教室Bまであと少し…」

俺は1人でつぶやいた。


重い足を引きずって教室Bの
ドアの前までやってきた。