「アイセは……俺が人生を懸けて守りたい人です。彼女とこれからの人生を共に過ごしていきたい。彼女は俺にとって何よりも大切な人です。この気持ちはどんなことがあっても変わることはありません」
須勢理姫は僅かに両目を細めてディアランを見据えた。
「人の気持ちは移ろいやすいもの。……そなたは何故、今の気持ちがこの先も変わらぬと言いきれるのですか」
ディアランが愛世を見つめて柔らかく微笑む。
「あなたにこの胸の想いをお見せできないのが歯がゆくてたまりません。この先もアイセを守り愛し抜き、共に生きていきたい。……ですがこれは俺の願望にすぎない」
ディアランはここまで言うと一旦言葉を切り、涼やかな眼差しで須勢理姫を見つめた。
「願望。それはただの自己愛なのでは?」
いつの間にか須勢理姫の顔から笑みが消え、彼女は再びディアランに問いかけた。
「自己愛かもしれません。だが俺は自己を愛するよりアイセを愛しています」
艶のある低い声がその先を告げる。
「須勢理姫。俺はアイセの為なら死ねる」
須勢理姫が僅かに両眼を見開いた。
胸に焦がれるような痛みが走ったが、須勢理姫は表情を変えない。
……人の一生は神のそれとは比べ物にならぬ程短い。
その短いこれからを、愛世だけを見つめて生きていこうとするこの男の真意は。
…確かめるか?
須勢理姫は僅かに両目を細めてディアランを見据えた。
「人の気持ちは移ろいやすいもの。……そなたは何故、今の気持ちがこの先も変わらぬと言いきれるのですか」
ディアランが愛世を見つめて柔らかく微笑む。
「あなたにこの胸の想いをお見せできないのが歯がゆくてたまりません。この先もアイセを守り愛し抜き、共に生きていきたい。……ですがこれは俺の願望にすぎない」
ディアランはここまで言うと一旦言葉を切り、涼やかな眼差しで須勢理姫を見つめた。
「願望。それはただの自己愛なのでは?」
いつの間にか須勢理姫の顔から笑みが消え、彼女は再びディアランに問いかけた。
「自己愛かもしれません。だが俺は自己を愛するよりアイセを愛しています」
艶のある低い声がその先を告げる。
「須勢理姫。俺はアイセの為なら死ねる」
須勢理姫が僅かに両眼を見開いた。
胸に焦がれるような痛みが走ったが、須勢理姫は表情を変えない。
……人の一生は神のそれとは比べ物にならぬ程短い。
その短いこれからを、愛世だけを見つめて生きていこうとするこの男の真意は。
…確かめるか?


