隣の男子の落とし方。




とか思ってたら、桜菜が窓の外を指をさした。



『ねぇ、あの人知ってる?』


「んー、どれ??」



桜菜の指さされた方を見た。

でもどれだかよく分からないなぁ……。



今はまだ登校時間。

何人かの生徒が歩いている。



『ほらー、あの男子ー……』



男子??

と、改めて見たら、



「ん?あの人??」


なんとなく目に入った人を指差した。


同学年のような身長がそこそこ高い男子……。