「前見えないっ!」 『いーよ、見なくて』 「ひどいでしょ、それ!」 反抗してみても離してくれる気配無し。 コイツの手のせいで、視界は真っ暗だし。 『…………いつ行くの』 「えっと……、今度の休日……とか?」 『………ん』 素っ気なく返事を返されて、視界が元通りになった。 ……本当に行ってくれるんだ。 「って、置いてかないでよ!」 スタスタと歩かれた所為で、間宮は私の少し前を歩いてた。