隣の男子の落とし方。



間宮は少し驚いていた。


そりゃそうだ、いきなり走ってるんだから、私。


「……え」



………後から思えば私がバカだった。


皆帰る時間だっていうのに、走ったりなんかするから

人の足に引っかかるんだ。



(こける……っ)


やば、顔面からいく……って思った瞬間……



『……バカだろ、お前』


ボサッと間宮の胸に飛び込んだ。

うわっ、危なかった………。



(なんて、思ってる暇ないし………っ)



彼に飛びついてしまった瞬間、

かぁぁぁっと顔が熱くなるのが分かった。


やってしまった、私。