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『玲緋ー、玲緋??

おーい、生きてるーー??』


「…………死んでる」


…………もうだめだよ、私。



次の日の朝、いつも通りの元気が出ない。

……ぅぁ、死んだ。


どうしたもんだか………。


『玲緋、間宮のこと?』



“間宮”

その名前にまた、胸がズキッとする。


間宮のやつ、私の胸にでも傷を付けたか

あの野郎ぅぅぅ……


と、子どものように言えるわけもなくて。


ただただ落ち込んだ。

 

「……ねぇ、桜菜。

“アイツ”って誰かな………」