呪い~選択の過ち~

私は、遥花と別れたところまで行って、
遥花が向かった方へとと走った。

「どこ?遥花!遥花!」

遥花…どこにいるの……

何でいないの?なにが起こっているの?

美緒も見つからないし…遥花までいなくなっちゃうし…

霊の呪いが何かなの?

遊び半分で肝試しなんてしなければよかった……

そんなことをグルグルと考えていたら、後ろから音が聞こえてきた。


ーズズズズッズズズズッ

何かを引きずっているような音だった。

「…美緒?……遥花?…」

その“音”はすぐそばまで来ていた。

「何、何なの!」


ーズズズズッズズズズッズズズズッズズズズッズズズズッズズズズッ

息が苦しい。体中の震えが止まらない。……怖い。

私は、耳を塞いでうずくまった。

しばらくすると、“音”は止まった。