「何やってる!…早くしろ!!」 立ち止まった前の男にしびれを切らした別の男が一歩前に出てきた。 「ん?なんだこいつ…見かけない顔だな…」 「…なっっ!!、つ、翼だとっ…!?」 すると…この世界の常識を持ち合わせたらしいその男は、キュリオの翼に驚きと動揺に声を上ずらせたのだった――― 「…猟師(キニゴス)に問う。誰の許可あってこの森に入った」 まだ気が付かない正面の男はキュリオの言葉を鼻で笑う。 「はっ!…何言ってんだ兄ちゃん!そんなのあるわけねぇだろ!!」