「この城には男が多いからね…変な気を起こさせないためにも…やはり食事は私の部屋でとることにしようか?」



そしてその指先がアオイの小さな耳たぶに触れ…



「ピアスは空けて欲しくないな…お前はそのままでも十分可愛い」



「…その体を傷つける事は私が許さないよ」



目の前に置かれたアオイの小さな手をとり、そっと口付けを落とした。



会話の内容がどんどんおかしな方向へ向かっている気がするが、キュリオはまったく気づかない。
そして彼の男の部分がついに…会話に見え隠れする。








「…ねぇアオイ…」










「将来…湯殿やベッドで君が恥じらう姿を見てみたいと思うのはいけないことなのかな…」












今でも容易に想像できる…彼女が美しく育ったその姿にキュリオは熱い吐息をもらした―――