「とにかく此処が何処なのか確かめないとね・・・」

「そうね・・・。倉庫ってのは絶対ないと思うから・・。」


二人は手を繋いだまま

今、自分たちが置かれている状況を確かめるのに
必死になっていた。



「目もこの暗闇になれてきた頃だし
ずっと此処にいるわけにもいかないから少し歩きましょう」

零のお陰で恐怖を少しだけ克服した千秋は
零の手を引きながらこの場を移動することにした。





・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・




二人の目が慣れるにつれ
周りの景色も少しずつ見えてくる

それと同時に二人の心境の変化が大きくなる。


「ねぇ、零・・・
 これって・・・・。」

「うん、秋ちゃん
 これってそうだよね・・!!!」




秋「タイムトリップしちゃったぁぁ!!!!」
零「タイムトリップしちゃったぁぁ!!♡♡♡♡」