「それよりも林檎いるか?持ってきたけど…。」


「うん!!いる、いる!うさぎにして!」

「ああ。」


夢歌は、林檎が好きだから俺はよく持ってくる。それに、喜んでくれるし。


「手先器用だねぇ。」


夢歌は、俺がむいているところをじろじろと見てくる。


「そうか?ほらできたぞ。」


「うん!ありがと、夢音にぃ!」


そう言って夢歌は微笑んだ。