夜中っていうのに、繁華街は変わらず賑やかだった。 「君-、可愛いね?俺達と遊ばな-い?」 今時のナンパは、「遊ばな-い?」から入るのかよ、なんて一人突っ込みながらその声の持ち主を見た。 「「....お、志生ちゃんじゃん。」」 どうやら、私のことを知ってるらしい。 『はははっ、』 生憎、私は、あんた達を覚えていない。 『とことん、最低だな-。』 なんて、聞こえない声で呟いた。