「何あいつ、調子に乗ってんじゃね-よ。」 「ほんっと、容姿がいいからってさ。」 そんな悪口が耳に聞こえてきた。 いや、うん。 聞こえないように言ってるのか定かじゃないけどさ、もろ聞こえてるし。 あ-、朝から腹立つ。 なんて思いながら自分の机にリュックを置き座り、顔を伏せた。