「怖かったの……っ。あたし、本当は……嫌われるのが、ずっと怖かった。だから、嫌いじゃないって言ってもらえて……っホッとした」



次々に出てくるまりあの本音。


本当はそんな風に思ってたなんて。


ごめんね。


傷付けてごめん。



「嫌いになるわけないじゃん!だって……まりあはすっごくイイ子だもんっ」



あたしの自慢の親友なんだよ?


嫌うわけないじゃん!



「愛梨~……!大好き~」



「あたしも……!」



お互い、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら本音を言い合った。