「あ、てことはさ、お昼休み練習見にいくの?」 「そうなるね」 「えー、じゃあ私一人になっちゃう」 なんて、冗談交じりで言う瑛ちゃん。 「あ!じゃあ、瑛ちゃんも一緒に見にいこうよ!」 私が提案すると、 「私も?!」 そう驚いた様子で答える。 「一人女の子って不自然だし、瑛ちゃんが居てくれた方が心強いかなって」 そう言うと、 「しょうがないなぁ」 と満更でもないような顔で返事をしてくれ、付き合ってくれることになった。