先輩は何てことなくただ普通に肩に手を乗せただけだと思うけれど… 凄くドキドキして、そのことばかり考えていた。 いつの間にか部活は終わっていて、気付けば小山くんが隣にいた。 「おーい?帰るよ?…やっぱ俺じゃやだ?」 「へ?!ちっ違っ!ちょっと、ぼーっとしてた」 嫌だなんて思わないし、むしろ感謝している。 「なら良かった」 そう言いにっこりと笑う小山くん。 小山くんの後を追って歩いていると、私の歩幅に合わせゆっくり歩いてくれる。 こんな気遣いができるんだから、きっと直ぐに彼女ができるよ。