結局。 私は翠の前に座らせられ、後ろから抱き付かれる状態になった。 「碧海あったかい...」 「...夏ですけど。」 今ってたしか夏休みだよね。 「体がとかじゃなくて、気持ちの話。」 その声は、とても優しい声だった。 「じゃあおやすみー。」 そういって笑うと、私の肩に頭をのせて、あっという間に寝てしまった。 「...」 抜け出せないかな... なんて試みるけど、翠の力が意外と強くて、抜け出すことなんて出来なかった。